高齢者の生きがいや、社会参加を目的とする「かりゆし長寿大学校」の卒業式が29日開かれ、晴れやかな表情で卒業生たちは学び舎を後にしました。

平均年齢70歳を超える93人の卒業生たちは1年間、沖縄の歴史や伝統文化、環境保全活動などについて学んできました。

卒業生代表の金城哲さんは、あっという間の1年だったと振り返り、これからも挑戦する思いを歌と手話で表現しました。

阿見芳夫さん(76歳):
「少年老いやすく学なりがたしじゃないですけど、年をとっても学問は必要だとこれは若さを支える大きな要因じゃないかとそう思います」

齋藤順子さん(90歳):
「私もいつまで生きられるかわかりませんけど、この1年間本当に皆さんの協力に感謝します」

これからも学び続けたいという思いを仲間たちと共有しながら、卒業生たちは学び舎を後にしました。

沖縄テレビ
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