航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」による能登半島地震の被災地上空での飛行について、内倉航空幕僚長は29日、「日程や飛行経路など実現に向けた調整を開始している」と述べた。
被災者を激励するための「ブルーインパルス」の飛行は、木原防衛相が27日の国会審議で「前向きに進める」と表明している。
航空自衛隊のトップにあたる内倉空幕長は記者会見で、「日程や飛行経路など実現に向けた調整を開始している」と状況を説明。
また、「多くの方々がいまだ不自由な避難生活を余儀なくされている。被災者を元気づける一つの方法として大変、意義がある」と強調した。
その上で、来月16日に予定している北陸新幹線の延伸開業を記念するイベントにあわせた石川・福井両県での飛行も「勘案する」として、「準備に向けた一定のリードタイム(所要期間)を確保して決めていきたい」と述べた。
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