依頼人から預かった200万円分の小切手を横領した疑いで、83歳の弁護士が逮捕された。

抗菌剤販売会社の資金運転に困り…

弁護士の寺内従道容疑者(83)は2019年、依頼人から預かっていた200万円分の小切手を横領した疑いが持たれている。

200万円の小切手を横領、抗菌剤販売会社の口座に入金していたか
200万円の小切手を横領、抗菌剤販売会社の口座に入金していたか
この記事の画像(3枚)

警視庁によると、寺内容疑者は、弁護士業務とは別にホタテの貝殻を使った抗菌材の販売会社を経営していて、その会社の口座に入金していた。

弁護士業務とは別に経営する会社の運転資金に困っていたという
弁護士業務とは別に経営する会社の運転資金に困っていたという

調べに対し、寺内容疑者は「抗菌材が売れず、会社の運転資金に困っていた」と、容疑を認めているという。

今回の横領事件により、寺内容疑者は弁護士会から1年間の業務停止処分を受けている。
(「Live News days」2月29日放送より)