NITE=製品評価技術基盤機構は、能登半島地震発生からおよそ2カ月となる29日、地震発生時の電気器具などによる火災について注意喚起を行った。
NITEによると、東日本大震災時に地震の揺れによって電気ストーブなどに燃えやすいものが接触したことで発生した可能性のある火災が多く見られた、としている。
また、地震の揺れでロッカーなどの大きな家具が倒れて、コードを踏みつけて破損し、通電後に出火したとみられるケースもあるという。
NITEは、地震発生時にはまずは身の安全を確保した上で、「家具を固定する」、「電熱器具の周囲には可燃物を置かない」など、日頃からの注意を呼びかけた。