泡盛を継ぎ足しながら熟成した古酒を造る伝統的な手法「仕次ぎ」。泡盛の愛好家などが仕次ぎで生み出した自慢の泡盛などの品評会が27日から行われています。

那覇市の沖縄国税事務所で開かれた品評会には、仕次ぎの回数や貯蔵年数などの基準をクリアした泡盛など、63点が出品されています。

審査は、甕に貯蔵した親酒を基に5回以上継ぎ足しを行い、熟成させた伝統仕次ぎ部門や、継ぎ足しをせずに家庭で15年以上貯蔵した秘蔵酒部門などがあり、有識者や酒造関係者などが味わいや香りを確かめていました。

沖縄国税事務所松沢玲子所長:
「(仕次ぎの文化)自分で考え工夫を凝らして自分の1本、1つの自分のお酒を造りながら楽しんでいただけたらなと思います」

審査は29日まで行われ、評価が高かった出品者には、感謝状や記念品が贈られます。

沖縄テレビ
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