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#開発ストーリー #人事 #地方創生

私たちエスプールリンクは、「一歩先ゆく確かなサービスで、もっとも信頼されるパートナーに」を理念に、企業の採用支援を行っています。

昨今の人手不足の中、企業の採用活動の競争はより激化し、企業の採用ご担当者の負担は大きく、スピード感と精度を両立した面接を実施することも難しくなり、面接への課題を抱える企業が多くなってきました。

私たちは、企業の採用プロセスを最適化し、組織の課題解決の支援をしており、2021年9月から、企業の面接を代行するサービスの提供を開始しました。今回のストーリーでは本サービスの立ち上げを担当した卯月良太さんに、誕生の裏側について詳しく話を聞きました。



採用活動を効率化し機会損失を防ぐ。応募受付サービスを開始


エスプールリンクは、2015年12月に創業しました。

当時から、採用難は大きく叫ばれており、特に外食チェーンや小売などのサービス業ではその影響はより顕著でした。これらの業種はアルバイト・パートの採用がそのまま店舗の売り上げに直結するため、採用活動への注力は必須でしたが、実際に採用を担当される方々は、店舗などの現場業務が忙しく、応募通知のメールや電話に出られないことも珍しくありません。

弊社はそのような機会損失を防ぐため、応募受付を弊社が代わりに確認・受付し、応募から面接までの所要時間を短縮することで、採用活動を効率化していくサービスの提供を開始しました。


また、コールセンターには最新クラウドシステムを導入し、オフィス系の仕事が少ない人口10万人以下の地方都市にセンターを積極的に展開しました。これにより、若者の就職機会の増加などを含む地方創生にも評価をいただきました。



面接代行サービス立ち上げへ。顧客企業の採用への更なるコミットを目指す


サービスは徐々に軌道に乗り、サービス業を中心として導入実績は増えていきました。

しかし、当時徳島県小松島市のセンター長であった卯月さんは、このままでいいのかという不安を持っていました。

応募受付は、連絡を受け企業に繋げる仕事です。これらももちろん重要なことですが、採用活動の中心を担当できていないので、コールセンターのスタッフたちは自分が採用領域で働いているという実感が薄く、企業の採用に対するコミットが生まれづらかったのです。

そんな折に、社内で面接代行サービスの立ち上げが提言されました。


会社としても、採用支援事業者として、より採用活動の中心部に入り込み、コミットしていかなければならないと考えたのです。

卯月さんは、即座にサービス立ち上げの担当者として立候補しました。世の中や会社の変化を感じ、そこに対し自分自身が参入することで、会社を変えていける。面接代行サービス自体への興味もあり、わくわくしながら参入していきました。



事業立ち上げの厳しさ。楽しみ楽しませるコミュニケーションで乗り越える


面接代行サービスを始めるにあたり、最初に壁となったのは面接官の確保でした。卯月さん自身は面接の経験がありましたが、他のスタッフには経験がなかったのです。そんな中で、全センターに新サービスの人員募集を行っても、人員が集まることはなく、立ち上げ当時は、卯月さんとスタッフ4名の小規模な体制で始まりました。

いざ面接を実際に行うとなっても、経験があるのは卯月さんだけ。人員的にも、ノウハウ的にも、本当にゼロスタートでサービスは開始しました。


そこで、まず卯月さんはスタッフたちに、面接を楽しもう、応募者の方々を笑顔にして面接を終ろうと伝えました。

エスプールリンクのメイン顧客層はサービス業の企業です。こういった企業に応募してくる方々は、日頃からその企業のサービスを利用していることが多いです。企業の面接を請け負うものとして、企業の評価を落としてはいけない。まして顧客を減らすなんてことはもってのほかです。

卯月さんは、まず面接を双方向のコミュニケーションと考え、応募者の方に笑顔になってもらうことに注力しました。面接官本人が楽しんで、応募者の方と楽しくコミュニケーションをとることにより、結果として面接で聞けることも増え、応募者の人材像や要望も明確化しました。

また同時に、卯月さんの楽しむ姿勢に感化され、面接代行に参加するメンバーも増えていきました。卯月さんは、現状のノウハウ不足解消のため、あらゆる手を使って猛勉強し、面接を楽しんでいきました。その熱意があったからこそ、多くの人が卯月さんについていき、スタッフ自身も面接を楽しむことが出来たのです。



評価基準を統一し、顧客に寄り添うサービスへ進化


スタッフも集まり、面接のノウハウも蓄積していくことで、現在では面接代行サービスは弊社の主力サービスとなっています。導入企業も増え、年間30,000~35,000件の面接を請け負っています。順調に成長している本サービスですが、現在、大きく変化を迎えようとしています。

面接代行サービスでは、面接終了後、企業に応募者のレポートと面接動画を共有します。

サービス開始時から応募者のスコアリングを行うことで、採用担当者の負担軽減を目指していました。

しかしここには一点問題がありました。企業に合わせて求めている人材に合致するよう各社毎にスコアリング表を作成していましたが、現在では面接スタッフ1人あたり月間約200件の面接を行っており、各企業に合わせて評価軸を設定していると、評価基準のブレが起きやすくなっていました。

そこで卯月さんは、スコアリング表の全体統一を図りました。スコアリング表を統一することで、スタッフ全員が同じ評価軸で応募者を判断することになり、より客観性のあるレポートを効率良く作成することが可能となります。

また、顧客にも大きなメリットがあります。統一規格での評価、採用可否、また採用後の労働状況、昇進速度など複数のデータを集めることにより、応募者が入社後どのように活躍したかというデータと、応募時のスコアを照らし合わせることができるのです。

これらをAIで分析することで、主観的な評価ブレをなくし、自社で活躍できる人材をより効率的に見つけ出すことが出来ます。

弊社の顧客層であるサービス業は、常にスピード感のある採用が必要です。応募数が多く、また複数企業に応募している場合が大半で、応募者の相対評価をしている間に、採用自体ができなくなることもあるのです。

そのような状況に対し、私たちは、正確な評価軸とスピード感をもった効率的な採用ができるよう、サービスをブラッシュアップしました。

既存のサービスも、顧客が求めることが変わるのであれば、サービスを都度変えて、それを従業員一人一人が楽しめる環境のある企業だと自負しています。



一歩先ゆく確かなサービスで、もっとも信頼されるパートナーに


人手不足はこれからも進行していきます。2030年には総人口の1/3を高齢者が占め、人手不足は644万人もの規模で発生すると考えられています。それにあわせ、RPOの市場もこれから拡大していくでしょう。


私たちエスプールリンクは、これまでも、これからも、時代に合わせて採用に課題を感じている企業へのサービスを模索し続けます。顧客のことを顧客以上に理解し、常に顧客の期待を超えることで、もっとも信頼されるパートナーであることを目指し続けます。ぜひ今後とも弊社のサービスにご期待ください。




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