三重県津市で、4歳の娘に暴行を加え死亡させた罪に問われている母親の裁判で、検察は懲役8年を求刑しました。

 津市の工場作業員・中林りゑ子被告(43)は2023年5月、自宅で三女のほのかちゃん(4)をテーブルの上から床へ転落させるなどして、頭などにケガをさせ死亡させた罪に問われています。

 26日の論告で、検察側は「言うことを聞かないほのかちゃんに怒りをぶつけた身勝手な犯行」などと指摘し、懲役8年を求刑しました。

 弁護側は「蓄積された精神疲労で冷静な判断ができなかった」などとして、懲役4年が相当と主張しました。

 中林被告はこれまでの裁判で起訴内容を認めていて、「ほのかと向き合わず逃げていた。申し訳ございませんでした」などと話しました。

東海テレビ
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