バスの運転手不足を解消する手段として期待される自動運転バスの導入に向けた実証実験が南城市で始まりました。

全国的にバスやタクシーなど公共交通機関の運転手の不足が課題となるなか、南城市では持続的な交通手段を確保するためNTT西日本と協力して運転手が必要ない自動運転EVバスの導入を目指しています。

自動運転EVバスは知念岬公園駐車場から世界遺産の斉場御嶽までのおよそ800mの区間で運用する予定で、これに先立ち23日から始まった実証実験では実際に人を乗せて走行しました。

NTT西日本古江健太郎支店長「ドライバー不足への対応といった課題が深刻化・顕在化しているというふうに認識しております。それらの解決策としまして、より安心安全な自動運転サービスの実現に向けた公道での実証調査を行うという運びになりました。」

自動運転EVバスは29日までの実証実験の期間中に必要なデータ集め、自動運転による定期運行を開始する予定です。

沖縄テレビ
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