サービスの質や利用者の満足度向上を目指し22日タクシー乗務員の接客マナーのコンテストが開かれました。

県ハイヤー・タクシー協会が初めて開いたコンテストには、県内のタクシー会社から選ばれた10人が出場しました。ステージに設けられた模擬タクシーで乗客を目的地まで運び、日頃培った接客技術を披露しました。

宮古島で勤務する乗務員「安全のためシートベルトの着用に協力お願いします。伊良部大橋は橋梁部分、橋げたがある部分が3540m、伊良部側にある海中道路を足すと4310m、無料で渡れる橋では日本一長い橋です。」

タクシー業界では乗務員の高齢化やコロナ禍での離職により人手不足が深刻で、今年4月からは第2種免許を持たない一般のドライバーが有料で人を運ぶ「ライドシェア」の導入が一部で始まります。これについて協会では、乗務員不足で稼働していないタクシー車両で運行する案など、議論を重ねている際中だとしています。

県ハイヤー・タクシー協会東江一成会長「沖縄版ライドシェアと捉えて1種免許の乗務員を育てて、タクシー乗務員の予備軍としたい。2種免許を取得してもらって正式なタクシー乗務員に転籍してもらえればいいのかなと思っています。」

県ハイヤー・タクシー協会は乗務員の質の向上に努めると共に、将来的にはライドシェアの乗務員と補完しあいながら人手不足の解消に繋げたいとしています。

沖縄テレビ
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