県内で少雨が続き水不足が深刻化する中、沖縄気象台が向こう3か月の降水量の見通しを発表しました。

県企業局によりますと県内11のダムの貯水率は21日午前0時時点で46.5%で、平年を29.7ポイントも下回っています。

少雨傾向が続く中、待ち望まれるのが「恵みの雨」です。

21日、沖縄気象台は向こう3か月は前線や湿った空気の影響を受けやすくなるため降水量が平年並みか多いとする予報を発表しました。

沖縄気象台・玉城和男技術専門官
「平年並みか多いという予想ですが、平均としての値ですので実際にどの程度の量が降るのかはなかなか予想としては難しいところがあります」

沖縄気象台によりますと梅雨の時期に向けて降水量は増えていく見込みですが、今のところダムの貯水率がすぐに回復するほどのまとまった雨が降る予報はないということです。

もうしばらく私たち一人一人ができる節水を心がけましょう。

沖縄テレビ
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