来年夏に本島北部に開業する予定のテーマパーク、「JUNGLIA」。

やんばるの森を舞台にした新たな体験型テーマパークとして期待される一方、地元が懸念しているのは渋滞の問題です。

運営会社が地元の住民に向けた説明会を開き、意見を交わしました。

テーマパーク「JUNGLIA」は熱気球による遊覧体験やサファリライドなどといったアトラクションのほか、スパ施設や沖縄の食文化が楽しめるレストランなどを備え、名護市と今帰仁村にまたがるゴルフ場の跡地で建設が進められています。

20日、ジャングリアを運営するジャパンエンターテイメント社が名護市中山区の住民に向けて開いた説明会には約80人が参加しました。

ジャングリアをめぐっては周辺の交通渋滞が懸念されていて、ジャパンエンターテイメント社は信号の表示サイクルの改善を県や県警と調整していることなどを説明しました。

またカジノを含む統合型リゾート・IRを運営する可能性については明確に否定しました。

参加した住民
「懸念点はやっぱり皆さんが言っていた渋滞の面です。(説明を聞いて)ある程度は解消しました。信号の面でも色々と動いてくださっているみたいなのでちょっと安心しました」
「疑心暗鬼ですよね皆さん、どれくらいの規模で本当に出来るんだろうかと、こういう形で身近に話が聞けると一緒に頑張っていけたらなと。来て良かったです」

川野圭輔中山区長
「自然、環境の問題も含めて新しい意見が聞こえたので、それをまとめてJE社や県、名護市に要望していきながら一緒に地域づくりをしていきたいと思います」

ジャパンエンターテイメント社は「県民割引」についても前向きに検討していることも明らかにしました。

沖縄テレビ
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