アメリカ海軍が来月、石垣港の使用を検討していることを巡り全日本港湾労働組合の沖縄支部は港が使用された場合ストライキを行う方針を決めました。

アメリカ海軍はミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」を来月11日から14日の期間、石垣港へ入港させると関係機関に通告しました。

しかし、駆逐艦の船底が長く港の岸壁を使用する基準を超えている事から石垣市は入港を認めておらずアメリカ軍は駆逐艦を沖合に停泊させ船を乗り換えて上陸することを検討しています。

これについて全港湾沖縄支部は「港で働く労働者の安全を無視する行為で到底許されない」としてアメリカ軍が港を使用する場合石垣港と那覇港で全面ストライキを行う事を決めました。

全港湾沖縄支部の組合員数はおよそ1000人でストライキが実行されれば物流への影響が懸念されます。

沖縄テレビ
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