19日、神戸市須磨区で旅館・須磨観光ハウスが全焼する火災が発生。現在は休業中のため当時、宿泊客はいなかったが、焼け跡から83歳の経営者男性とみられる遺体が発見された。

遠く離れたカメラにも映る炎

19日、神戸市須磨区で、遠く離れた情報カメラにもはっきり映る大きな炎。白い煙も次々に立ち上っている。

この記事の画像(12枚)

現場は旅館「須磨観光ハウス」。神戸市の迎賓館として、昭和初期に建てられた施設だ。

現場では炎が激しく燃え広がり、辺りが真っ赤になっていた。

火災は19日午後6時半過ぎに発生。消火活動にあたったという近隣住民は「ドンという音がして山の高さほどまで炎が上がった」と話した。

この火災で建物は全焼した。

現在は耐震工事のため休業

火災発生の前、建物の中はどんな様子だったのだろうか。

桜の季節にはクラシックな窓の向こうに絶景が広がる
桜の季節にはクラシックな窓の向こうに絶景が広がる

完成は86年前の昭和13年。趣のある天井に、桜の季節にはクラシックな窓の向こうに絶景が広がる。

現在は耐震工事のため休業していて、宿泊客はいなかった。

焼け跡から1人の遺体を発見。警察は連絡の取れていない83歳の経営者の男性とみて、身元の確認を急いでいる。
(「イット!」 2月20日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(12枚)