去年、県内で摘発された不正薬物事案の件数は51件で押収量と共に直近の5年間で最多となりました。

沖縄地区税関によりますと去年1年間に摘発した覚せい剤や大麻などの不正薬物事案の件数は前の年より33件多い51件に上り、薬物の押収量は前年比で54倍と急増していていずれも直近の5年間で最多となりました。

増加の理由としては海外との航空定期便が戻ったことに伴い摘発件数が増えたほか去年8月慶良間諸島の沖合でコカインおよそ28キロが見つかったことで押収量を押し上げたという事です。

沖縄地区税関は不正薬物や銃器の密輸などの取り締まりを強化すると共に不審な漂流物などを見つけた場合は速やかに通報してほしいと呼びかけています。

沖縄テレビ
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