普天間基地の移設に伴う辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票から間もなく5年となります。県民投票の意義を考える場として毎年開かれている音楽祭がことしも開催されます。

2019年の2月24日に実施された県民投票では、辺野古の埋め立てに反対する票が投票総数の7割を超えました。

県民投票の実現に向けて奔走した元山仁士郎さんらは、毎年この時期に2.24音楽祭と題し音楽ライブやトークショーを開催してきました。

ことしは初めて石垣市で開かれ市民グループが実施を訴えている自衛隊配備をめぐる住民投票や、南西シフト、台湾有事についても考えます。

2.24音楽祭実行委員会・元山仁士郎共同代表
「2月24日が県民投票から5年という節目と言える年。この5年で意見が変わった人もいるかもしれないですし、そういうのも含めてお互い考えたり話したりする場というのは設けていく必要があるかなと思って継続して開催しています」

古謝美佐子さんや石垣島出身のアーティストらも出演する予定で実行委員会では、イベントの資金を集めるためクラウドファンディングで支援を募っています。

音楽祭は2月24日(土)午後2時~7時まで、ミュージックバーADNで開かれ入場無料です。

沖縄テレビ
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