本島中部路を駆け抜ける第29回おきなわマラソンが今月18日に行われます。42.195キロの道のりをより速く、より楽しく走るためのコツと、お助けグッズについて、稲嶺・後間アナウンサーが話を聞いてきました。

稲嶺羊輔アナウンサー:
「おきなわマラソンを目前に控え、ランナーの皆さん、それぞれの目標達成に向けて最終調整を行っています!」

おきなわマラソンで完走から3時間台を目指すランナーまで幅広い層が練習に励んでいるのは、「ブレイクスルーランニングクラブ」。

倉岡弁慶コーチ:
「英語でブレイクスルーというのが打破するというところから、いまの自分を打ち破るという意味を込めて付けました」

クラブを指導するのは倉岡弁慶さん。
かつて、沖縄一周市群対抗駅伝で那覇市を初優勝に導いた指導者としての経験に加え、自らもNAHAマラソンで2度県勢1位に輝いたことのあるスーパーアスリートです。

倉岡弁慶コーチ:
「ぶっつけ本番とか、自己流でやってタイムが伸び悩んでいるっていう方たちが多かったので、もっとランニングを楽しんでいただきたい」「経験者のアドバイスを元に走ってもらった方が良いのかなというところで立ち上げました」

参加者も4年ぶりのおきなわマラソンを心待ちにしています。

ランナーは:
「一番マックスです、モチベーションは」「(中部が)地元なので周りの声援とか景色とか人とか触れ合いながら、思い切り楽しみたいと思います」

ランナーは:
「(ベストが)3時間23分なので、それを切れれば」「ただ、おきなわマラソンはコースもきついし予報では気温も高くなりそうなので」

今年のおきなわマラソンは気温24度と夏日に迫る予想となっているほか、ランナー達を待ち受けるのは、全国のマラソンコースの中でも屈指の激しいアップダウンです。

攻略のカギは!?

倉岡弁慶コーチ:
「休むところがないというか、常にアップダウンがあるという印象が強いんですけど、上り坂に関しては、肘を引くことで脚がクッっと伸びていく、上がりやすくなる」「腕を振るというよりは肘を引くことが脚の動きに連動しやすくなるので、肘を引くことを特に意識して上って頂くと以外と楽に上れるかなと」

完走するためのポイントを伺いました。

倉岡弁慶コーチ:
「自分で目標タイムを掲げてオーバーペースになりがちな人が多いのかなという気がしているんですね」「最初速く走って貯金したつもりでも、後半歩いてしまったら一気に借金になってしまうので、そこを特に気を付けて欲しいなと思います」

後半に待ち受ける坂道に備え、いかに前半で体力を温存できるかが鍵を握ります!

ランナー全員:
「おきなわマラソン頑張るぞ!おー!」

後間秋穂アナウンサー:
「ランナーのみなさん準備はバッチリですか?アレを忘れていませんか?」

重ねてきた練習の成果を発揮するためには様々なアイテムが必要なんです!
スポーツデポの稲嶺武さんに教えてもらいます。

後間アナウンサー:
『稲嶺さん自身もおきなわマラソン走ったことは?』

稲嶺武さん:
「はい走る予定です」
Q『今回も?』A「はい」
Q『何度目になるんですか?』A「今回で7度目くらいですかね」
『じゃあもうおきなわマラソンのコースも熟知していると』

なんと稲嶺さん、4時間20分台のタイムを持つ市民ランナー!完走するために最も大事なのは『エネルギー補給』だと力説します。

稲嶺武さん:
「エネルギーゼリーのようなものが必要になってくると思います」「シーンによって時間によってエネルギーを補給することが大事」

後間秋穂アナウンサー
「私も5年前に完走した時に色々食べたり飲んだりしましたし10kmくらいで意外とお腹がすくんだなっていうのを感じたんですよね」

稲嶺武さん:
「エネルギー消費しますよね」「約1時間に一回、もしくは10km単位で一個ずつ摂取することをお勧めしています」

あと気になるのが日差し!当日晴れの予報それで気になるのが日焼けや熱中症やっぱりキャップなどは準備されていた方がいいと思います

また、脱着が簡単なアームカバーも便利です。
アームカバーであればいざというとき脱いでポケットの中に入れられる

エネルギーゼリーや、アームカバーなどをしまうのに必要なのがランニングポーチ

稲嶺武さん
「これは必須ですね!特におすすめは間口が広い方が取り出しやすく収めやすいというメリットもある」

他にも、滑り止めがついた5本指ソックスは靴擦れ予防や、パフォーマンスアップに繋がるとランナーに人気です。

最後にこれまでおきなわマラソンを6度完走している稲嶺さんにアドバイスをいただきました!

稲嶺武さん
「最初はみなさんスタート直後気が高ぶっていると思うので4年ぶりですし、前半にスピードを出しすぎてガス欠にならないようにちょっと気持ちを抑えたまま雰囲気を楽しみながら走っていただければ、怪我無く完走できるのではないかと思っています」

様々なアイテムを活用しながら自分のペースで完走目指して頑張りましょう。

沖縄テレビ
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