三重県鈴鹿市のアパートで、住人の男性を殺害し現金を奪ったなどとして逮捕された男は、市内の空き家に潜伏していたことがわかり、警察は金欲しさに犯行に及んだとみて調べています。
住所不定・無職の美崎芳一容疑者(27)は1月8日、鈴鹿市末広北のアパートの一室に侵入し、住人の近藤康夫さん(77)を首を絞めて殺害したうえ、現金およそ2万5000円を奪った疑いで送検されました。
捜査関係者などによりますと、美崎容疑者は近藤さんと同じアパートに住んでいましたが、2023年12月に退去した頃に無職となり、市内の空き家に忍び込みテレビやこたつなどを使って生活していたとみられることがわかりました。
また、アパート退去後にコンビニでタバコや菓子などを盗む事件を起こしていて、警察は美崎容疑者が金欲しさに犯行に及んだとみて調べています。