盛山文科相は9日、閣議後会見で2021年の衆議院選挙前に、旧統一教会関連の団体の集会に出席したことが新たに確認できたとして、関係があったことを7日、自民党本部に報告したことを明らかにした。
「2021年10月、選挙戦の中での集会を認識した、7日に自民党にも報告した」と述べた。
その上で「総選挙の際は、選挙区内で様々な集会が多数あり、全ての詳細を把握できておらず、本件集会も事務所の資料では確認できなかった。特に報道掲載された写真を踏まえれば、集会にうかがい、推薦状は受け取ったのではないかと思うが、推薦確認書は、正直記憶になく確認できていない」と述べた。
野党から辞任要求が出ていることに関しては「旧統一教会との関係を絶っており、引き続き解散命令請求の対応に取り組み、私への指摘に説明を尽くす」として引き続き文科大臣の職責を果たす考えを示した。