先月、羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突し海上保安庁の職員4人がなくなる事故が発生しました。那覇空港では8日こうした事故を想定した訓練が実施され、消防や医療機関など各機関が連携して対処方法を確認しました。

那覇空港で実施された訓練は着陸した航空機が炎上し多くのけが人が出ていることを想定したもので消防や警察、自衛隊、那覇空港事務所、それに医療機関や災害医療派遣チームの沖縄DMATなどが参加しました。

消防などが消火活動に当たる一方医師が怪我の程度によって手当てする優先順位を決めるトリアージを行い負傷者を救急車やドクターヘリで運びました。

古堅厚弘那覇航空長「今回、この訓練がしっかり関係者が連携できているということが確認できたというふうに思っております。」

こうした訓練は定期的に実施されていますが新型コロナの影響で中止や規模の縮小が続いていました。以前の規模で実施されたのは5年ぶりで、那覇空港事務所は今回の訓練を検証し今後に活かしたいとしています。

沖縄テレビ
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