国頭村では7日、ザトウクジラの死骸が海岸に打ち上げられているのが見つかりました。
国頭村伊地と与那の間にある海岸で見つかったのは体長およそ5メートルのザトウクジラの死骸です。
沖縄美ら島財団総合研究所によりますと死骸は体の大きさから今年の冬に生まれたばかりのメスだとみられています。
今の時期は繁殖や子育てのため多くのザトウクジラがロシアやアラスカから沖縄に帰ってきます。
目立った外傷はなく美ら島財団は「自然の中で何らかの理由で死んでしまったのではないか」とみています。
海岸には地元の人たちが集まりクジラの様子を見つめていました。
海岸を管理している県の北部土木事務所はクジラの大きさから移動が難しいとして現場の状況を確認した上で近くの砂浜に埋めて処理することを検討しています。