カンボジアの内戦の歴史や今も大量に残されている地雷の実情などを紹介する企画展が県平和祈念資料館で開かれています。
県はJICAと共同でカンボジア地雷対策センターの職員を沖縄に招き博物館の運営や展示などの研修を行っています。
7日から始まった企画展は1970年代から90年代にかけて続いた内戦での大量虐殺や地雷など不発弾の撤去が今も続いている事などが写真やパネルで紹介されています。
カンボジアでは内戦の歴史を知らない世代が増え、戦争や平和教育のあり方が課題となっていて地雷対策センターは2026年までに新たな平和博物館を建設する予定です。
研修に参加した職員は「沖縄で学んだ博物館の運営や展示方法などをカンボジアでも活かしていきたい」と話していました。
企画展は今月21日まで県平和祈念資料館1階で開かれています。