大阪市の船舶売買業者が輸出先を別の国と偽って、イランに貨物船を不正輸出した疑いが強まり、警視庁公安部が家宅捜索に入った。
この記事の画像(9枚)家宅捜索が入ったのは、大阪市西区にある船舶の売買や輸出入を行う会社と複数の関係先。
捜査関係者によると、この会社は2021年、中古の貨物船について、UAE(=アラブ首長国連邦)への輸出と装い、虚偽の申告をしてイランに輸出した疑いがもたれている。
イランをめぐっては、ホルムズ海峡などを往来する船に対する武装勢力の攻撃への関与が指摘されている。
警視庁公安部は押収した資料を分析し、虚偽申告にいたった経緯を調べる方針。
(「Live News days」2月7日放送より)
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