アメリカ・オハイオ州で武装した警察が住宅に突入し、閃光(せんこう)弾を発射した。
しかし捜索の結果、容疑者はこの家にいないことが判明。警察は「家を間違えた」と話した。
住宅に住む母親は、警察が使用した閃光弾で、赤ちゃんの肺に炎症が起きたと主張している。

突入する家を間違える

アメリカ・オハイオ州。武装した警察が、住宅に近づいていく。

この記事の画像(11枚)

そして、「警察だ!玄関まで来い!!」と警告。ドアをたたき壊すと同時に、閃光弾を発射。

爆発音とともに「キャー」という悲鳴が響いた。

この日の朝、複数の銃の窃盗事件の捜査の際、たびたび犯罪の巣窟となっていた家が、銃の隠し場所として浮上した。

1部屋ごと慎重に調べるが、目当ての容疑者はどこにも見当たらなかった。

すると、小さなベッドで赤ちゃんを発見。
母親によると、肺と心臓の重い病気のため、人工呼吸器をつけているという。

捜索の結果、容疑者はこの家にいないことが判明。
あろうことか、警察は「家を間違えた」と話した。

赤ちゃんの肺に炎症

母親たちによると、警察の狙いは前の住人。
しかし1年ほど前に引っ越し、3週間前に届け出ていたのだ。

母親はその後、「警察の閃光弾で、赤ちゃんの肺に炎症が起きた」と主張。

警察は、「閃光弾でそのようにはならない」と反論している。
(「イット!」 1月18日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(11枚)