6日、長野市の善光寺で、びんずる廻し(まわし)が行われた。
2023年4月、参拝客がいる中で盗まれる事件が発生していた「びんずる様」。約2時間半で犯人が特定され、事件がスピード解決した決め手は、映像通報システムだった。

スピード解決の決め手は“映像通報システム”

6日、長野市善光寺。年明けに行われた「びんずる廻し」。

この記事の画像(11枚)

びんずる様をなでると、体の同じ部分が治るとされている。

参拝客の子どもは「頭や肩、ひざとか。ひざはおばあちゃんが悪いから良くなってほしい」と願いを話した。

そのびんずる様に、2023年4月、前代未聞の事件が起きた。
参拝客がいる中、盗まれたのだ。

しかし約2時間半後に、事件はスピード解決。決め手は、映像通報システムだった。

防犯カメラの画像を各警察署に共有

これは、秋田県警で行われたデモンストレーションの様子。

警察官が「スマートフォンをお使いですか?」と聞くと、通報者は「はい」と返事をした。

警察官が「現場の状況をくわしく確認するために、スマートフォンで状況を動画で撮影していただきたいんですけども」と依頼した。

びんずる様が盗まれた時も、善光寺の関係者が防犯カメラに映る男を撮影し、警察に送信。
画像は各警察署で共有された。

これがスピード解決につながったという。
(「イット!」 1月11日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(11枚)