20日、東京・池袋のデパートで、スリの常習犯で「スリのたえちゃん」と捜査員の間で呼ばれる、佐々木多恵子容疑者(72)が逮捕された。
特別警戒中の捜査員が目を光らせていたところ、スリを実行した佐々木容疑者を現行犯で逮捕した。
スリのたえちゃんを逮捕
東京・池袋署から出てきた、特徴的な柄の服を着た女。
この記事の画像(11枚)捜査員の間では、「スリのたえちゃん」と呼ばれていた。
30年前からスリを繰り返し、何度も逮捕されている常習犯、佐々木多恵子容疑者(72)だ。
今回、犯行の舞台となったのは、東京・池袋のデパート。
20日昼過ぎ、地下にある服の特設売り場に現れた佐々木容疑者。女性のカバンから財布を盗んだ疑いが持たれている。
人混みの中、他人の注意をそらしたうえで手元を衣類で隠すという、プロの手慣れた手口だった。
捜査員が特別警戒中
しかし佐々木容疑者は、現行犯で逮捕された。
なぜ犯行を見破られたのか。
それは、時期がポイントだった。
客がごった返す年末のデパートでは、特別警戒中の捜査員が目を光らせていたのだ。
佐々木容疑者を見た捜査員は「あ、たえちゃんがいる」と思い、そのまま見張っていると、目の前でスリを実行した。
調べに対して、佐々木容疑者は「お金がなくて、ついやってしまった」と容疑を認めている。
(「イット!」 12月21日放送より)
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