東京地検特捜部が自民党の安倍派・二階派の事務所を家宅捜索したことを受け、立憲民主党、日本維新の会など野党各党の幹部が20日に会談し、閉会中審査の開催を要求することで一致した。
午後1時から国会内で会談したのは、立憲、維新、共産、国民民主、れいわなどの国会対策委員長ら。
各党は「強制捜査は前例を見ない深刻な事態」(立憲・安住氏)として、閉会中の国会で、関連の委員会を開催するよう求めることで合意。
また、法相が検察への指揮権を有することから、小泉法相(二階派に退会届を提出)は、「法相の職にふさわしくない」として、「岸田首相は人事について早急に対応すべきだ」との認識で一致した。
与党側への伝達にあたっては、自民・高木国対委員長が辞表を提出しているため、西村明宏国対委員長代理らと安住氏が会談する予定。
(フジテレビ政治部)