11月、韓国・洪川で、防犯カメラに捉えられた宝石泥棒。窓ガラスを割り店内に侵入、被害額は日本円で約275万円に上った。その後、警察が数百台の防犯カメラを一つずつ分析し潜伏先を特定、容疑者の拘束に至ったという。

宝石泥棒犯行の瞬間がカメラに

11月、韓国・洪川。人通りのない時間にバイクが現れた。

(韓国警察庁)
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バイクから降りた人物が店に近づくと、カバンから何か取り出し、扉に叩きつけ始めた。

わずか10秒足らずでガラスを割ると、中に侵入。自分で割ったガラスで足を滑らせながら、中を物色していく。

(韓国警察庁)
(韓国警察庁)

店に入って約40秒後、慌てた様子で走り去った。正体は宝石泥棒。被害額は日本円にして約275万円に上る。

犯行はこれで終わらなかった。別の宝石店でも、犯行を試みようとしていたのだ。しかし、店内の明かりに驚いたのか、そのまま引き返していった。

防犯カメラ分析で潜伏先特定

その後、容疑者の潜伏先を特定。警察が拘束に向かった。

警察官が「一切の供述をしなくてもいいし、弁護士を選任して調査してもらうこともできます」と、宝石泥棒に伝える。

捜査方法は、地道なものだ。数百台の防犯カメラを一つずつ分析。犯人の逃走経路を洗い出し、追跡、拘束に至ったという。
(「イット!」 12月19日放送より)

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