スペインの空港の職員14人が乗客の手荷物から窃盗をしていたことが発覚した。捜査員が明らかにしたのは、「ペン」を使った犯行の手口。被害総額は約3億円以上になるとみられている。

空港職員14人が窃盗

12月12日、スペインにある民家で警察の捜索が行われた。見つかったのは、大量の紙幣やスマートフォン、時計など。これらは全て、飛行機の乗客から盗まれたものだった。

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驚くことに、捕まった14人の容疑者たち全員は空港で働く職員だった。空港のロッカーで見つかったヘッドホンの中には、指輪が入っていた。

被害総額約3億円以上か

犯行の手口を捜査員が明らかにした。

捜査員:
ファスナーにペンを突っ込むと、簡単に開けることができます。こうやって貴重品を盗んだんです。この方法なら、また閉じることもできます。

この手口で、容疑者たちは現金や高級腕時計29点、宝石など120点を盗んだ。被害総額は、日本円で約3億円以上になるとみられる。
(「イット!」 12月18日放送より)

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