日本銀行が12日発表した企業間で取引されるモノの価格を示す11月の企業物価指数は、2020年の平均を100とした水準で119.5となり、前の年の同じ月から0.3%上昇した。
伸び率は去年12月に10.6%をつけてから11カ月連続で鈍化していて、2021年2月以来の低い伸び率となった。
調査した515品目のうち、約8割の405品目で上昇した。
原材料価格の高騰などで飲食料品や輸送用機器で値上がり続いた一方、電気・都市ガスが燃料費の下落などの影響で大幅にマイナスとなったことが影響した。
(フジテレビ経済部)