アメリカのIT大手グーグルは、生成AI向けの基盤技術の最新版を公開し、ライバルに当たるチャットGPTの性能を上回ったとアピールした。
公開されたのは、チャット型AIの基盤となる言語モデル「Gemini(ジェミニ)」。
公開されたテスト動画では、描いている線から鳥だと認識し、さらに水面を付け足すと、鴨だと認識を変えている。
ジェミニには3つのタイプがあり、2024年公開予定の最高性能のものについては、ライバルに当たるチャットGPTの基盤技術「GPT―4」を多くの面でしのぎ、人間の専門家も上回ったと説明している。
ジェミニは、グーグルの対話型AIサービス「バード」などに順次搭載していくという。