日本ミシュランタイヤは12月5日、グルメガイドブック「ミシュランガイド東京2024」の掲載店舗を発表した。2023年版で一つ星を獲得していた、鳥羽周作氏がオーナーシェフを務めていた東京・渋谷区の「sio」は星を逃した。
「ミシュランガイド東京2024」では、最高ランクの三つ星(そのために旅行する価値のある卓抜した料理)に12軒が選ばれ、二つ星(遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理)には33軒、一つ星(近くに訪れたら行く価値のある優れた料理)は138軒、価格以上の満足感が得られる料理を提供する「ビブグルマン」には127軒が選ばれた。
また今回新たに、調査員が調査した際に、ビブグルマンには当てはまらないが、おすすめしたい店として「セレクテッドレストラン」が新設され、194軒が選ばれた。「セレクテッドレストラン」と「ビブグルマン」には上下の関係があるわけではなく、「価格以上の価値」を重視するビブグルマンに対して、「おすすめしたい」という意味合いが強いのがセレクテッドレストランだという。
「ミシュランガイド東京2024」に掲載される店舗は合計504軒と過去最多で、東京は世界でも最も「星の多い都市」となった。
一方、女優の広末涼子さんとの不倫騒動で「冷静な判断を欠く行動をしました」などと謝罪した鳥羽周作氏がオーナーシェフを務めていた東京・渋谷区の「sio」は、「ミシュランガイド東京2023」では一つ星を獲得していたが、今回は星なしで、新設の「セレクテッドレストラン」に選出された。