NITE=製品評価技術基盤機構によると、シュレッダー、掃除機、脚立・はしごの事故は、2022年度までの5年間で294件にのぼるという。
その中で最も数が多かった掃除機の事故は約8割が火災につながっていて、欠陥がある非純正バッテリーが充電中等に発火する事故が多発しているという。
コロナ禍でテレワークが増え、家庭でも使用することが増えているシュレッダーは、紙詰まりを解消しようと可燃性ガスを含む潤滑スプレーなどを使用すると、シュレッダー内部にガスが滞留し引火して爆発するなどの事故が報告されている。
脚立・はしごの事故では死亡・重傷などのケガに至ることが約9割におよぶ。使用する際に「天板をまたぐ」「開き止め具を掛けない」など禁止されている行為をすることでバランスを崩す事故が多いという。
NITEは、大掃除などで使用する前に各製品の気をつけるポイントを確認した上で、使用上の注意を守るよう呼びかけている。
(フジテレビ経済部)
(映像提供:NITE)
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