アメリカ・ニューオーリンズの空港で、出発直前の飛行機から男性が飛び降りる騒ぎがあった。
男性は取り押さえられたが、「支離滅裂で周囲の状況を十分に認識できていない」ということで病院に搬送された。
「何かを置いて窓から飛び降りた」
先を争うように出口に向かう飛行機の乗客たち。その理由は、1人の乗客による驚きの行動にあった。
この記事の画像(36枚)問題が発生したのは、アメリカ有数の観光都市、ルイジアナ州ニューオリンズのルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港。11月26日、出発時間を迎えたアトランタ行きサウスウエスト航空3172便の乗客たちは、われ先にと出口を目指していた。
「彼は飛行機に何かを置いて出口の窓から飛び降りた」
避難する乗客たちが口にしていたのは、ある男性の話だった。機内に何かを置き、窓から飛び降りたという。なかには「爆弾を置いて飛び降りた」という話まで出ていた。
駐機場の車に乗り込もうとするも引きずり出される
すると、機内から避難する様子を動画で撮影していた男性が、窓の外で何かを発見した。
「あそこにいる! あそこにいる!」
窓の外では、駐機場に止められた車に乗り込もうとする男性の姿があった。しかし、男性はすぐに引きずり出され、その場で取り押さえられていた。
「彼を捕まえたぞ! あぁ、助かった」
地元警察によると、取り押さえられたのはジョージア州アトランタに住む38歳の男性。飛行機が動き出す前に非常口のドアを開け、翼に乗り、そこから地面に飛び降りたという。
警察は、男性について「支離滅裂で周囲の状況を十分に認識できていない」としていて、男性は地元の病院に搬送されたという。
男性が機内に何かを置いた形跡はなく、武器も所持していなかった。
(「イット!」11月29日放送より)
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