2023年の賃上げの実態調査で、1人あたりの平均賃金の引き上げ率は3.2%で、1999年以降、過去最高となった。
厚生労働省が28日に発表した2023年の賃金の引き上げ実態調査では、基本給など月の賃金の平均引き上げ額は、前年より3,903円高い9,437円で、引き上げ率は3.2%で、1999年以降で過去最大となった。
2023年に賃金を引き上げた、または引き上げる予定の企業も89.1%で、前の年よりおよそ3ポイント増えた。
新型コロナからの景気回復や物価が高騰する中、働き手を確保するために賃上げをした企業もあったとみられる。