11月24日、札幌市内を走行する乗用車の後方を撮影したドライブレコーダーの映像。後方を走行する、黒い軽自動車に異変が…。
この記事の画像(10枚)突然、「ガタッ」と車体が傾いたかと思うと。
次の瞬間、後方にタイヤが転がりました。
撮影した車の運転手:
結構大きめの音が、「ガンガン!」っていう音がして、ミラーにタイヤが転がっているのが映ったんで。落ちてきたような、降ってきたような感じ。
撮影した車の運転手によると、「工事現場で聞くような大きな音」と共にタイヤが宙を舞ったというのです。
改めて動画を見ると、黒い車が傾いた直後、道路に火花が飛び散る様子が映し出されていました。
撮影した車の運転手:
恐怖ですよね、怖いですよね。雪が降り始めて、その予報も出てたので、急いでタイヤを交換して締め忘れたのかなと。
季節に関係か?走行中のタイヤ脱落
撮影者によると、今回のタイヤ脱落は大きな事故につながらなかったということですが、なぜ突然、走行中にタイヤが外れたのでしょうか?
交通事故鑑定人の中島博史氏は、タイヤの脱落が“季節”に関係している可能性があるといいます。
交通事故鑑定人 中島博史氏:
11月、12月というのは冬タイヤの交換が一斉に行われて脱落事故は非常に増えます。
今回のタイヤの脱落が「交換時のナットの緩み」によるものかは分かりませんが、タイヤの脱落事故の発生件数をみると、11月から増加するというデータがあるのです。
交通事故鑑定人 中島博史氏:
交換してから1カ月くらいの間に脱落事故が起きてしまいやすいので、タイヤの交換後、100㎞程度走行したところで「増し締め(緩みがないか再確認する)」をおすすめします。
(「めざまし8」11月27日放送)