日本百貨店協会は24日、10月の全国百貨店売上高を発表した。
既存店ベースで前年同月比6.1%増の4531億円で20ヵ月連続のプラスとなった。
ラグジュアリーブランドを中心にバッグや時計、宝飾品が高い伸びを示した。
このうち、免税売上高は、円安効果などを背景に伸びているインバウンドで、中国での大型連休などにより客数が増加したことも影響し、前年同月比178.9%増の383億円となり、2014年10月の調査開始以来、最高額を更新した。
日本百貨店協会は「都市に集中していた外国人旅行客数が地方でも伸びてきている」と分析している。