秋篠宮さまのお住まいの改修工事の経緯などについて、宮内庁長官が22日の定例会見で説明し、費用が当初の予定より増えたことを「心苦しく思っている」と述べた。
宮内庁の西村泰彦長官は、22日の定例会見で、およそ30億円をかけて2022年に改修が終了した「秋篠宮邸」について、工事費用の大半は、お代替わりにより4倍以上に増えた職員の事務スペースが占めていること、私室部分はほとんど増築していないことなどを説明した。
建物自体が築50年を超えている一方、ご夫妻からは「少しでも工事費を抑えたい」として私室部分に次女の佳子さまの部屋を新たに作らないことなどの提案があったという。費用削減の工夫をしたものの、コロナ禍の影響で結果的に高額になったとして、長官は「宮内庁として大変心苦しく感じている」と述べた。
「秋篠宮邸」を巡っては、佳子さまが仮住まいだった「分室」でご家族と別に生活されていることが今年6月に明らかになり、長官は「情報発信がタイムリーでは無かった」との見方を示していた。
22日の定例会見で説明した理由について、西村長官は、11月30日に秋篠宮さまの誕生日を控え、「工事の経緯が十分に伝わっていなかったので、改めてお伝えする次第」と説明した。
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