「オープンAI」のCEOを解任されたサム・アルトマン氏について、社内でCEO復帰に向けて協議されていることがわかった。
アメリカメディアによると、21日、対話型AIチャットGPTを開発した「オープンAI」は、17日にCEOを解任したアルトマン氏について、再びCEOに復帰させるかどうか協議しているという。
協議はアルトマン氏や取締役、大口投資家が行っているが、復帰するかは不透明だという。
従業員の約9割にあたる700人以上が、アルトマン氏の復帰を会社側に求めていて、認められなければアルトマン氏が移籍を決めたマイクロソフトに一緒に移籍することを示唆している。
マイクロソフトのナデラCEOは20日、「アルトマン氏がどこにいるかに関係なく協力していく」と述べ、復帰する場合は容認する考えを示している。