北朝鮮は22日深夜に打ち上げた偵察衛星のロケット写真を公開し打ち上げが成功したと発表した。
21日付の労働新聞には偵察衛星のロケットが炎を上げて打ち上がる写真や金正恩総書記が担当者たちと喜ぶ様子を掲載し発射に成功したと伝えている。
今年5月に打ち上げた衛星と似た形で、衛星が搭載されているとみられる先端部分は丸みを帯びている。
北朝鮮は22日午後10時40分ごろ平安北道の西海衛星発射場から偵察衛星「万里鏡ー1号」を搭載した新型運搬ロケットが正常に飛行し、打ち上げから約12分後正確に軌道に進入したと主張している。
その上で、偵察衛星の打ち上げは「自衛権強化に関する合法的権利」とした上で「戦争準備態勢の強化に大きく貢献する」としている。
また今後、早い期間内に数個の偵察衛星を追加発射すると明らかにしている。
(フジテレビ国際取材部)
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