日本やアメリカなど、14カ国が参加するIPEF=インド太平洋経済枠組みの首脳会合が、アメリアのサンフランシスコで16日開かれた。

会合では脱炭素化を推進する「クリーン経済」や「公正な経済」などの3分野での実質妥結など、約1年の成果が確認された。

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出席した岸田首相は演説で、「IPEFは、地域における持続可能な経済成長に欠かせないものだ」と訴えた。

またバイデン大統領も、「記録的な速さで実質的な進展を遂げた」と成果を強調した上で、「ともにより良い未来を切り開いていく」と述べた。

ただ、バイデン大統領は会談に1時間以上も遅刻し、参加する首脳らを待たせることになった。バイデン氏は「遅れて申し訳ない。私のせいだ。電話をしていたんだ」と謝罪したが、各国の首脳らのスケジュールに大きなを影響を与えたたともに、成果の場に水を差した。