14日、タイを拠点にした特殊詐欺グループの1人とみられている尾川大介容疑者(49)が、タイから日本へ強制送還された。
国境を越えてねらっていたのは、日本の高齢者や、日本に住む中国人だった。
詐欺グループの男が強制送還
14日、タイから日本へ強制送還された、尾川大介容疑者(49)。
この記事の画像(11枚)タイ・スワンナプーム空港で、記者が「(特殊詐欺の)かけ子とされていますが、良心の呵責(かしゃく)はなかったんですか?」「どんな気持ちで人をだましていたんですか?」と尾川容疑者に問いかけるが、無言のまま過ぎ去った。
尾川容疑者はタイを拠点にした特殊詐欺グループの1人とみられており、飛行機が日本に入ったところで、詐欺の疑いで逮捕された。
15日午後2時半過ぎには、新幹線・岐阜羽島駅から警察署に移送され、取り調べを受けるものと思われる、尾川容疑者の姿があった。17時間以上の移動ののち、岐阜県警の警察署へと入った。
グループの拠点は、タイの首都バンコクの高級住宅街。メンバーには、複数の日本人と台湾出身の男たちがいた。
日本の高齢者などをねらう
国境を越え、ねらっていたのは日本の高齢者や、日本に住む中国人だった。
タイでは、尾川容疑者とは別の日本人の男など、あわせて4人が逮捕されている。
(「イット!」 11月15日放送より)
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