フィリピン拠点の特殊詐欺グループで「かけ子」をしていた女に、検察側は懲役4年を求刑した。
![現金約410万円を引き出した窃盗の罪に問われている](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/6/4/700mw/img_64fd91eddcc228d4387cc0d6bc290091136776.jpg)
熊井ひとみ被告(26)は2019年、仲間とともにフィリピンから高齢者にうその電話をかけ、キャッシュカードを盗んで、およそ410万円を引き出した窃盗の罪に問われている。
熊井被告は初公判で、「間違いありません」と起訴内容を認め、学生時代にミスコンに出場した際に知り合った友人から、「『1カ月だけ海外でアルバイトをしてみないか』と誘われ、フィリピンに行った」などと述べた。
検察側は、「懸命に貯蓄した老後の資金を奪った」と指摘し、懲役4年を求刑した。
一方、弁護側は、共犯者との間に生まれた子どものためにも「服役させるべきではない」と主張した。
(「イット!」11月6日放送)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(7枚)