佐川急便が、宅配便の運賃を2024年4月から、平均で5%から7%値上げする。値上げは2年連続となる。
宅配便の主力である60サイズ(荷物の3辺の長さの合計が60cm以内)の場合、関東から関西への配送は970円から1,040円に値上げする(税込み)。
また、クール便や国際宅配便も値上げする。
物流の「2024年問題」に対応するため、2023年4月にも運賃を平均で8%値上げして、従業員やパートナー企業の労働環境改善を実施してきたが、将来の労働コストの上昇などに備える原資の確保のために、さらなる値上げが必要だとしている。