韓国のソウル市近郊で、危険な走行をする車に警察官が実弾を発砲。その一部始終をカメラが捉えていた。
逃走車が立体駐車場へ…パトカーが追う
9月19日午後11時過ぎ、韓国・ソウル市近郊の安山市。

パトカーが追跡するのは、飲酒運転の疑いで制止したものの、振り切って逃走する白いSUV車。
カーチェイスは10km以上続き、2台は立体駐車場へ。スピードを上げて登っていく車と、ぴったり追うパトカー。

すると、車は突然向きを変え、逆戻りを始める。

そして、下から追ってきたパトカーと鉢合わせ。慌ててバックして再び上の階へ向かう。
警察官はパトカーから降りて追跡を開始。

警棒を振りかざして追う警察官。車を捕まえ、たたき続けるものの、車は再び逃走した。

そして、駐車場の柱に衝突。

さらに進路をふさぐパトカーの間を無理やり突破しようと体当たりを試み、突破した。

ついに、警察官はやむを得ず実弾を発砲した。
「降りろ!おい!」ついに男を拘束
前からも警察官が近づき、取り囲まれた車はようやく停止。

銃を手にした警察官は、容疑者が乗った車に近づくと、威嚇のためか車付近で発砲した。

しかし、容疑者は抵抗を続ける。警察官がタイヤに向けて発砲するが、それでも男は車を運転し続けようと、パトカーに何度も体当たり。

再び止まったところで、警察官が警棒で車の窓ガラスを割った。
「降りろ!降りろ!おい!」と叫ぶ警察官。ついに運転していた男を拘束、車からひきずり降ろした。

よろけるようにして歩く男。
近隣の住民が集まる中、男は両脇を抱えられ、警察に連れていかれた。
(「イット!」9月21日放送)