猛スピードで走り抜ける赤い車。
逃走中の容疑者とのカーチェイスをとらえた映像が公開された。

時速160キロで逃走するスポーツカー

現場は、アメリカ・ワシントン州ピアース郡。

8月31日、保安官らは、銃器による襲撃事件の容疑者の逮捕に向かっていた。

犯行に使われたのは黒い車だったが、この日容疑者が乗っていたのは真っ赤なスポーツカー。

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パトカーの接近に気づいたのか、そのまま逃走を始める。

車は時速160kmを超えていたとみられ、前方を走る車を簡単に抜き去っていく。

保安官:
高速道路へ進入するぞ!何とかこの車で容疑者を追跡する!

保安官らは、容疑者の車を先回りして車を止め、トランクからタイヤをパンクさせる道具「ストップスティック」を取り出した。

先回りして「ストップスティック」を投げたが…車に届かず失敗
先回りして「ストップスティック」を投げたが…車に届かず失敗

しかし、ストップスティックは車に届かず。別の場所でも、あえなく失敗した。

パトカーが体当たり…住宅街で犯人逮捕

その後、容疑者の車は住宅街へ。

そこで保安官は、強硬手段に出た。

保安官の車が容疑者の車に体当たりし、その周囲をほかの保安官の車が次々と囲んでいく。

容疑者の車をほかの保安官の車が次々と囲んでいく
容疑者の車をほかの保安官の車が次々と囲んでいく

容疑者は、運転席の窓から両手を出して無抵抗をアピール。

容疑者は逮捕された
容疑者は逮捕された

容疑者は、逮捕された。

保安局は、「このようなケースで逃走は不可能だ」と話している。
(「イット!」9月18日放送)