11日、札幌市の国道でダンプカーが自転車と衝突。そのまま走り去ったとして、ひき逃げなどの疑いで若林仁容疑者が逮捕された。
若林仁容疑者は、事件のあった札幌市から200km以上も離れた八雲町で逮捕されていた。

死亡ひき逃げ事件が発生

13日、北海道・白井署から出てきた若林仁容疑者(61)が顔を上げ、眉間にしわをよせた。ひき逃げなどの疑いで逮捕された。

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運転していたのは、ダンプカーだ。事件の瞬間を防犯カメラが見ていた。
11日の午前1時半ごろ、札幌市の国道で事件は起きた。

被害者の自転車にダンプカーが迫る(防犯カメラの映像)
被害者の自転車にダンプカーが迫る(防犯カメラの映像)

自転車で走行する被害者に、後ろから若林容疑者が運転していたとみられるダンプカーが迫った。
2台のライトが重なりあった直後、自転車のライトだけが止まっている。ダンプカーは何事もなかったかのように交差点を曲がり、走り去った。

現場には、タイヤがぐにゃりと曲がった自転車が残され、近くに倒れていた25歳の男性は死亡した。

警察は、札幌市から離れた八雲町で若林容疑者を逮捕した。

仕事先に向かっていた

なぜ、200km以上も離れた場所にいたのだろうか。

(防犯カメラの映像)
(防犯カメラの映像)

若林容疑者の仕事先が、八雲町だったのだ。
若林容疑者は、事故を起こした記憶はないと容疑を否認している。
(「イット!」 9月14日放送より)

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