岸田首相は14日、山梨県で自らが会長を務める岸田派（＝宏池会）の研修会に参加した。
前日の第2次岸田再改造内閣発足に際して開かれた記者会見でも強調した、「変化を力に変えられる時代、そして日本国民があすは必ず今日より良くなるんだと信じられる時代を作っていきたい」とのフレーズを繰り返した。
その上で、「宏池会がしっかりと時代をリードして作っていく、こうした気迫を持ってこの時代に臨んでいきたい」と総理総裁派閥としての意気込みを示した。
また、この日の研修会では、田村元厚生労働相が新たに派閥のメンバーに加わることも発表された。
岸田首相は、田村氏のことを「我々自民党きっての政策通として高い評価を得てきた」と紹介し、「田村先生の参加によって、我々宏池会がより一層、政策の宏池会をアピールできる」と述べて、派閥の結束を呼びかけた。
田村元厚労相の岸田派入りで、岸田派は46人となった。自民党内では、100人の安倍派、55人の麻生派、54人の茂木派に次いで岸田派は第4派閥。
