ビール大手各社が12日発表した、発泡酒や第3のビールを含む8月のビール類は、前年の同じ月と比べて、販売額でアサヒは11%、販売数量でサントリーは17%、サッポロは11%でいずれも増加し、キリンは微増だった。
猛暑や、花火大会などイベント開催での需要と、コロナが落ち着いたなかの帰省で団らんの機会が増えたことなどが要因。
市場全体でも5%増えたと推定され、2カ月連続の増加となった。
業務用は、コロナ禍と比較すると伸びているものの、感染拡大前の2019年と比べると8割程度にとどまっている。
2次会や3次会の需要が減ったことが影響しているとみられる。