電力大手10社が10月分の電気料金を発表し、全社で642円から1024円の値上がりとなった。

東京電力など7社は、燃料となるLNG=液化天然ガスなどの価格高騰の影響で、規制料金の値上げを国に申請し、6月分から値上げが認可された。

しかしその後、燃料価格の下落傾向が続いたことで、9月分は10社中8社で値下がりとなっていたが、10月分は、政府の負担軽減策が半減するため、東京電力で7573円、北海道電力で8373円となるなど、電力大手10社全社で9月分と比べて642円から1024円の値上がりとなった。

また、大手都市ガス4社も10月分のガス料金を発表し、政府の負担軽減策が半減されるため、金額は4社全てで値上がりとなった。