13日午前1時ごろ、ブラジルの住宅街で、3人組の泥棒が自転車を盗もうとしていた。

すると、住人の男性が日本刀を取り出し、泥棒たちを猛ダッシュで追いかけ、撃退。

この住人は、“ブラジルのラストサムライ”と呼ばれる、大の日本好きの男性だった。

ラストサムライが自転車泥棒を撃退

13日午前1時ごろ。南米ブラジルの真夜中の住宅街で、事件は起こった。

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マンションの防犯カメラに映ったのは、3人組の自転車泥棒。

泥棒たちは、駐車場から何台も盗んでいくつもりだ。

その様子を管理人と住人の男性がスマホで見ている。

管理人と住人の男性は、エレベーターの中で戦闘準備を整える。

男性は、何やら物騒なモノを取り出した。

それは、カタナだ。

猛ダッシュで犯人たちを追いかける男性
猛ダッシュで犯人たちを追いかける男性

住人の男性は長い髪を振り乱し、猛ダッシュで犯人たちを追いかけた。

速きこと、風のごとし。大将をねらうサムライのようだ。

犯人たちは自転車を諦め、逃走した。

カタナをサヤに納める姿も堂に入る、住人の男性。

人呼んで、“ブラジルのラストサムライ”だ。

大の日本好きのアリソンさん

一体、何者なのだろうか。本人に聞いてみた。

「日本の皆さん、こんにちは。私の名前はアリソンです」と、理学療法士・モデルのアリソンさん(39)が自己紹介した。

アリソンさんは子供のころから合気道を習っていて、大の日本好きだ。

カタナは、日本から輸入したという。

“ブラジルのラストサムライ”アリソンさんは、「悪党たちを追い払ったのは、カタナに宿る精神だと思います。それは、力、勇気、そして規律です」と語った。

最後には正座で頭を下げ、「どうもありがとうございます。押忍!」と締めた。

最後のサムライは、街の安全のため、日本の真裏で悪党たちに目を光らせている。
(「イット!」 8月29日放送より)

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